週報

第8回(通算2791回)週報 2026年9月3日

大木会長挨拶

皆様こんにちは。新しい月を迎えました。今月御誕生月の金澤会員、吉田会員、堤会員、おめでとうございます。お体に御留意なされ、益々のご活躍をお祈り申し上げます。先日、元会員であられました浦本さんがお亡くなりになられました。一昨年退会なされましたが、平成15年度(2003~’04年度)に会長を務められ、当会には30年以上ご在籍されておられました。とてもまじめで実直な方という印象を持っております。お通夜の席に参列しましたが、在りし日の面影を偲ぶ場面では、ロータリーのお写真が多数出てまいりました。浦本さんの人生にロータリーが深く関わっていたことが伝わり、嬉しくもあり、胸に迫るものがありました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

さて、今月は「基本的教育と識字率向上月間」となっております。教育は人が自立し、地域社会が発展するための基盤であり、識字力(読み書き能力)はその最も基本的な力であるという理念に基づいています。世界の現状では、読み書きできない成人が約7億7,500万人。学校に通えない子どもが約6,700万〜7,000万人といわれております。これは地域紛争、貧困、インフラ不足などが原因で、特にアフリカ諸国やアフガニスタンなど紛争地域では識字率が著しく低く、女性の識字率の低さも深刻な課題とされています。このような状況に対し、学校建設・図書館や教育環境整備・教師の育成など様々な支援活動がなされております。わが国では、識字率はほぼ100%、就学率は義務教育で99%以上、高校進学率98%、さらにその上は84%、と高い教育水準を維持しています。そうした中でも新たな課題も生まれており、デジタル化に伴う読解力の低下や経済状況による学習の格差、外国籍児童の日本語の教育不足、そして高齢者の情報識字力などに対する対応を求められているのが、現状といえるところです。因みに情報識字とは、情報過多による、ニセ情報や偏った情報を正しく扱うことであり、その力が必要とされています。

ところで、先月の月信8月号の巻末「地区職業奉仕かわら版」に、千葉パストガバナーの「私の職業奉仕」という記事が掲載されておりました。現在西諫早病院理事長としてご活躍の千葉先生が開業当時からのご労苦やロータリーに御入会の経緯などを述べられておられますが、現状に決して満足されることなく、更に見識を広めようとされる姿勢に、ただただ敬服するばかりであります。インタビューの中では、試練の乗り越え方について、頭を使い、体を動かし、そして自分が持つ人的ネットワークをフルに活用する、日頃からロータリー活動を通じて培ったネットワークや経験が大きな力となって役に立つ、という言葉を我々ロータリアンに贈られており、「4つのテスト」を常に心に留め、自分を磨き、広い視野をもって、この地域から世界に広がる友情を自分のものにしていくことを目指してください、そして最後に、自分がこの世に生まれてきて、そこに存在する意味をロータリーの奉仕を通じて見出していきたいものです、と結ばれておられます。

私自身に照らしてみますと、到底その境地に達することはできませんが、その精神の一端でも受け継ぎ、日々の行動に生かしていきたいと強く思う次第です。本日もどうぞよろしくお願いいたします。

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